タイ料理の食材
タイ料理には日本にない食材が多く使われますが、最近大手スーパーなどの中華・エスニック食材のコーナーなどで販売していることが多いようです。
特によく使うものは、「ココナッツミルク」「ナンプラー」「コリアンダー(パクチー)」「こぶみかんの葉」「レモングラス」「ナンキョウ(カー)」「ライム」「唐辛子」などでしょうか。 ◆ココナッツ
ココナッツの実から採れるのは「ココナッツミルク」と「ココナッツオイル」「ココナッツジュース」です。 「ココナッツミルク」は、実を割った時に回りに張り付いている白く柔らかい”胚乳”を絞った乳白色の液体のことを言い、その液体からオイルを分離したものが「ココナッツオイル」となります。「ココナッツジュース(ウォーター)」は、真ん中の空洞部分に入っている液体。間違われやすいですが「ココナッツミルク」と「ココナッツジュース」は全く別物です。 ◆ナンプラー 魚を塩漬けして発酵させたものから出た液体成分で、日本では「魚醤(ぎょしょう)」と言われる調味料で、日本で作られたものは「しょっつる」または「いしる」とう商品名で販売されています。 東南アジア各国でよく使用され、各国で色々な呼び名がありますが「ナンプラー」タイでの呼び名。 ◆コリアンダー(パクチー) 日本で言う「ねぎ」や「三つ葉」のように料理の香りづけやアクセントに多用するハーブ。タイには日本にない様々なハーブがありますが、パクチーは最も多く使用されているハーブだと思います。癖のある独特の香りがあって、好みがわかれますが、食べているうちに無いと物足りなくなってきます。 ◆こぶみかんの葉 コブミカンはその名の通り柑橘系の植物で、果実はヘアケアに古くから使用されていますが、料理に使われるのは、葉や果実の皮などが主です。 香りづけのみで「葉」自体を食べたりはしませんが、トムヤムやタイカレーの独特の香りを演出します。 ◆レモングラス 日本ではハーブティーぐらいでしか使用しないですが、タイでは料理で多用します。 使用するのは硬い茎の部分のみで、レモンと同じ爽やかな柑橘系の香りはしますが酸味が無く、ネギのように刻んだりして、スープや和え物などの香り付けとします。 和え物などに入っている小さく刻まれたものは料理と一緒に食べますが、大きなものは硬く、普通は食べません。 ◆ナンキョウ(カー) 生姜と見た目がほとんど同じですが、味は全く違い、ほんのりと「みょうが」のような香りがします。これもトムヤムやタイカレーには必須です。 ◆ライム(マナウ) 激辛のパパイヤサラダ「ソムタム」やトムヤムなどのスープの酸味は主にライムか料理用の酸っぱいタマリンドです。他にもタイにはレモンが無いので、小さいライムがレモンのような使われ方をされます。 ◆唐辛子 タイ料理で多用する唐辛子は、いくつか種類がありますが、2センチから4センチほどの小さな唐辛子が多用されます。 ※「液体、クリーム、ジェル、バーム、ペースト状」の商品の発送は、DHLまたは船便となります。 タイランドポスト航空便での発送は”不可”。
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